【ソウル26日聯合ニュース】3・1独立運動の91回目の記念日を迎え、3月1日に記念式典が忠清南道・天安の柳寛順記念館前広場で挙行される。行政安全部が26日に明らかにした。
 政府記念式典が同地で開かれるのは初めて。式典は2005年にソウル・梨花女子高等学校の柳寛順記念館、2009年には天安の独立記念館で開催されたが、それ以外の年はソウルの世宗文化会館で開かれてきた。
 行政安全部関係者は、ことしは独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の義挙(伊藤博文射殺)から100年目、光復軍(大韓民国臨時政府の軍隊)創設から70年目に当たる意義深い年だと説明、柳寛順(ユ・グァンスン)が独立のために奮然と立ち上がり、万歳を叫んだアウネ市場に程近い柳寛順記念館で記念式を行うことにしたと述べた。
 記念式には立法府、司法府、行政府の要人をはじめとする政府主要関係者や愛国志士、駐韓外交官、各界の代表、市民ら1500人余りが出席し、新たに確認された独立有功者5人への褒賞、独立宣言書の朗読、記念歌の斉唱、万歳三唱などの順で進められる。
 記念式典後にはアウネ市場で、地元の青少年会議所会員や住民、学生など400人余りが1919年当時の服装で「3・1万歳運動」を再現する。
 当日には、全国の地方自治体が合計217の独立運動関連行事を行う予定だ。


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