【束草29日聯合ニュース】統一部の洪良浩(ホン・ヤンホ)次官は29日、北朝鮮・金剛山観光の再開は「南北の日常的な問題であり、それまで核問題とからめれば南北の間で何もするなということになる」と述べ、観光再開と核問題は関連がないとの立場を示した。
 秋夕(旧盆)の南北離散家族再会の第2次行事に同行した取材陣と、江原道・束草で朝食をともにした席で述べたもの。第2次行事は同日から3日にわたり、金剛山で行われる。
 金剛山観光は、昨年7月11日に現地で起きた北朝鮮による韓国人観光客の射殺事件を受け、中断されている。洪次官は、観光再開に向けては北朝鮮の責任ある当局の公式謝罪、身辺安全の補償、再発防止の約束という条件をまず満たすべきだとの政府見解を示し、こうした韓国の要請を拒んできた北朝鮮が態度を改めるべきだと強調した。

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