【束草30日聯合ニュース】韓国、日本、中国、ロシアを結ぶ北東アジア新航路の5月末就航が困難な見通しだ。
 束草市が30日に明らかにしたところによると、束草港と日本・新潟港、中国・琿春港、ロシア・ザルビノ港を結ぶ新航路の開設を来月末と計画し、4カ国事業者が準備作業を進めてきたが、新潟港とザルビノ港のターミナル使用問題で日程に支障が生じた。新潟港は施設物撤去、ザルビノ港は単純通過の旅客・貨物手続き問題を解決しなければならず、就航は6月にずれ込みそうだという。
 このため江原道と束草市は、意欲的に進めてきた北東アジア新航路の正式就航は1か月ほど延期になるとの見方を示している。ただ、運航船会社側がいまだこの航路に投入する船舶を確保できていないと伝えられており、一部では、6月の就航も危ぶまれている。
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