プラカードを掲げた集会参加者=28日、ワシントン(聯合ニュース)
プラカードを掲げた集会参加者=28日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン28日聯合ニュース】北朝鮮の人権改善を求める集会が、28日に米議会前広場で開かれた。米国の北朝鮮人権団体、ディフェンスフォーラム主催で開かれた集会には米上院・下院議員の一部も参加し、合わせて100人余りが劣悪な人権状況の改善を訴えた。
 サム・ブラウンバック上院議員(共和党)は演説で、北朝鮮の人権惨状を強く非難しながら、「北朝鮮住民を助けねばならないが、ぞっとするような北朝鮮政権を助ける必要はない。決してその政権を手助けしてはならない」と強調した。また、北朝鮮に抑留された米国籍の女性記者2人の解放を求めたほか、威嚇レベルを高めつつある北朝鮮に対し「攻撃的な戦略」を取るべきだと米政府に要請した。
 一方、下院外交委員会のイリアナ・ロス・レイティネン議員(共和党)も、「北朝鮮は本当に地球上の地獄。われわれは黙っていてはいけない」と訴えた。
 集会は、ことしで6回目を迎える「北朝鮮自由週間」イベントの一環として開かれた。韓国からチェ・ソンホ人権大使が政府代表として初めて参加したほか、脱北者約30人と日本人拉致被害者家族の代表らも出席した。
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