【ソウル26日聯合ニュース】昨年2月から6月にかけ、輸入食品500品目のうち55品目から基準が設定されていない有害物質が検出された。食品医薬品安全庁が26日、国会保健福祉家族委員会所属議員に提出した輸入食品事前モニタリング結果から明らかになった。事前モニタリングは、危害が懸念される基準や規格がない物質の実態を把握するために実施する検査。
 同庁資料によると、茶や食物繊維補助食品、花粉製品の82~100%から0.4~197ppmのアルミニウムが検出された。またソースと塩辛各1製品から、生殖器に異常をきたす懸念があるとされる3-MCPDがそれぞれ0.3ppmと0.8ppm検出された。香辛料の2%からは、2.2ppb以下のアフラトキシンB1(発がん物質)が、ローヤルゼリー製品の5%からは定量限界(50ppb)以下の動物抗生剤が検出された。

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 食品医薬品安全庁は、茶に自然に含まれるアルミニウムについては規制する国がないと指摘。ローヤルゼリーについても、検出量は懸念する水準ではないとしている。ただ、ソースや塩辛の3-MCPD、香辛料のアフラトキシンB1については追加でモニタリングを実施し、基準・規格設定を検討すると説明した。

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