サムスンの複合機の一製品=(聯合ニュース)
サムスンの複合機の一製品=(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】サムスン製プリンターが中南米、独立国家共同体(CIS)、中東・アフリカなど新興市場で順調に成長を続けている。
 IT専門調査会社のIDCが26日に明らかにしたところによると、サムスン電子は昨年、中南米モノクロレーザー複合機市場でシェア31.6%(数量ベース)を獲得し、初めてトップに立った。CISではカラーレーザー複合機部門でシェア42.0%を記録し、前年(37.8%)に続き首位を守った。中東・アフリカでもモノクロレーザー複合機市場で21.6%を獲得し、2005年から4年連続でトップの座を維持している。

 同社は国内でも、モノクロレーザープリンター(44.6%)・複合機(46.6%)、カラーレーザープリンター(54.1%)・複合機(82.6%)と、各種レーザー製品群でトップを走っている。

 サムスン電子は、プリンター市場でも独自のエンジンと技術を確保したレーザー製品の開発に集中し、企業間取り引き(B2B)市場の集中攻略を狙ってきた。同社デジタルプリンティング事業部のヨ・スンファン常務は「プリンター市場は不況に大きな影響を受けない企業用市場を中心に成長している」と話し、今後もこうした傾向は続くとの見通しを示した。


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