【ソウル25日聯合ニュース】北朝鮮が試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ準備を進めていると明らかにした咸鏡北道花デ郡舞水端里の発射場で、燃料タンクは識別されず、情報当局が鋭意注視していると伝えられた。
 ある軍情報筋は25日、ミサイル発射場でロケット推進用燃料を入れるドラムタンクは識別されていないと明らかにし、情報当局はこれをミサイル発射間近ではないという兆候だと見ているが、固体燃料を使用する可能性もあることから、注視しているようだと伝えた。

 この情報筋は、北朝鮮は過去にイランとミサイル開発で協力したという疑惑があることに言及し、イランが2日に固体燃料での人工衛星打ち上げに成功したことから、北朝鮮も同技術を十分に確保した蓋然性は大きいと分析していると述べた。また、北朝鮮はミサイル発射作業を一定の速度で進めており、人と車両の動きが持続的に観測されていると伝えた。

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