【ソウル29日聯合ニュース】ソウル南部地検は29日、野党の国会占拠・座り込みに端を発した暴力問題に関連し、民主労働党の姜基甲(カン・ギガプ)議員を公務執行妨害などの罪で在宅のまま起訴した。姜議員は国会内での暴力沙汰で裁判にかけられる初の国会議員となった。検察関係者は、これまで確保した証拠だけでも嫌疑は十分に認定できると判断し、出頭要請を拒否している姜議員を本人調査なく起訴したと説明した。
 姜議員は5日、国会で座り込みを行っていた民主労働党党職者らに対する強制解散に抗議し国会警備担当者を暴行したほか、国会事務総長室に侵入し器具を壊し、暴言を吐くなどしたとして国会事務処などから告発されていた。

 一方、姜議員は30日に記者会見を開き立場を明らかにする予定だ。

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