重量挙げチャン・ミラン、世界新記録更新に再び挑戦

【ソウル21日聯合ニュース】女子重量挙げのチャン・ミランが21日、「今年は昨年よりいい成績を収める」とし、世界選手権大会4連覇と世界新記録更新という2つの目標に挑戦すると抱負を語った。ソウル・蘆原区孔陵洞の泰陵選手村で開かれた新年記者会見で明らかにした。
　チャンは昨年8月の北京五輪でスナッチ140キロ、ジャーク186キロのトータル326キロをマークし優勝するなど、5回の世界記録更新に成功しているが、その記録を再び塗り替える覚悟を示した。11月に京畿道高陽市で開かれる2009年世界選手権大会をその舞台に決めた。世界選手権では3度の優勝経験がある。

　チャンは「韓国で開催されためプレッシャーもあるが、大きな関心を寄せてくれる国民に感謝する。応援に応えられる結果を出したい」と言葉に力を込めた。

　泰陵選手村で7日からトレーニングに入ったチャンは、しばらくは体力回復に重点をおき、2～3か月後から本格的な記録向上に力を注ぐ考えだ。姿勢やバーベルの置くポイントなどを修正する計画。現在113キロの体重は意図的に増やさず、食事と補助食品で調整していくと説明した。トレーニング以外の外部活動はできるだけ控えるとの意向も示した。一部で出回っている映画出演の話については、決まったことはないと答えた。