【ソウル15日聯合ニュース】韓国と欧州連合(EU)が自由貿易協定(FTA)交渉の妥結を目指し追い込みに入った。外交通商部通商交渉本部によると、金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とEUのアシュトン欧州委員(通商担当)は19日から2日間にわたりソウルで会合し、FTA交渉の主要イシューについて妥結案を協議する。
 通商担当同士の会合は、先月の拡大首席代表会合で主要交渉分野の実質的進展をみたことから開催が決まった。双方は会合で、FTA交渉の実質的な妥結を進める方針だ。これに先立ち、李恵民(イ・ヘミン)FTA交渉代表とEUのベルセロ首席代表は通商担当会合でやり取りする最終的なパッケージを調整するため、15日から17日にかけ首席代表協議を行う。

キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ

 現在EUとのFTA交渉で残っている争点は▼自動車関税譲許条件と技術標準▼商品譲許▼特恵関税対象を決定付ける工業生産品の原産地規定▼金融・法律・環境などのサービス▼地理的表示――の5つほどに分類される。外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)通商交渉調整官は先の会見で、間違いなく双方の意見の溝は狭まっており、来年1月の発効を目標に妥結できるよう進めると話した。

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