今後の通貨信用政策の方向と関連し、「これまで短期間で政策金利を大きく調整してきたが、社債金利をはじめとする市場金利は下がらなかった」と述べた。今後は市場金利の動きを観察しながら経済活動の大幅な委縮を緩和し、金融市場が一日も早く安定を取り戻せるよう通貨政策を運用するとした。
また、「ことしは経済状況が成長や輸出、雇用の面で非常に良くない」としながら、昨年第4四半期には前四半期比で大幅なマイナス成長を記録したが、韓国がマイナス成長したのは1980年と1998年を除くとほぼなかったと述べた。昨年第4四半期の物価上昇率は4%台だが、ことし下半期には急激に下がる点も考慮するとしている。こうした発言は、景気の状況に応じて基準金利を追加で引き下げる可能性があることを示唆したものと受け取れる。
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