討論会で冒頭発言を述べる李相憙(イ・サンヒ)長官=8日、ソウル(聯合)
討論会で冒頭発言を述べる李相憙(イ・サンヒ)長官=8日、ソウル(聯合)
【ソウル8日聯合】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官は8日、忠清南道・鶏竜台で行われた合同参謀本部・各軍合同討論会で「神が許さない唯一の犯罪は傍観だという。軍は消極的、傍観者的立場ではなく、積極的、主導的位置で変化と改革に賛同しなければならない」と述べた。時代は変化を求めており、軍も変化しなければならないと強調した。
 李長官は、現実に安住している軍隊は時が流れ未来が近付くほど時代遅れになるしかないと述べた。今が未来に向けた方向を設定しまい進する機会で、これを逃せば皆が後悔することになると指摘した。また、李大統領の「組織の長は変化と改革の先鋒(せんぽう)長であるべきで、その自信がないものは組織を去れ」という発言を紹介し、これこそ変化と改革の主体にならねばならないという話だと強調した。

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 また、現在と未来に備えるための変化には、失敗を恐れない勇気、批判に萎縮せず困難を突破する勇気、自身が始めたことを自身よりも愛する勇気と、3つの勇気が必要だと述べた。「港にいる船は安全だが、それが船を作った理由ではない」と、軍の再構築を重ねて強調した。

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