商工会議所新年会、李大統領が大企業に投資拡大要請

【ソウル5日聯合】李明博（イ・ミョンバク）大統領は5日の大韓商工会議所新年あいさつ会で、「現金確保も重要だが投資の先頭に立ってほしい」と大企業に積極的な投資を促した。「企業の総帥らが新年のあいさつで意欲的に話すのを聞いて非常に期待している」とし、危機には必ず終わりがあるため、当面の危機を克服するとともに危機以降に備えて準備する必要があると述べた。
　また、「グリーン産業にも投資してくれれば政府も積極的に支援していく」としながら、政府はこれまで規制をなくす努力を続けてきたほか、現在国会に係留している各種法案が通過すれば企業活動を妨げる規制がさらに緩和されるだろうと強調した。

　続けて、韓国は大きな出来事が起こるたびに跳躍しさらに成熟したと強調、今回の危機を克服するプロセスも韓国社会の「先進化プロセス」になるだろうと述べた。韓国社会が先進一流国家の夢を達成するため、経済成長だけでなく社会のあらゆる部門が世界レベルに達する必要があるとし、危機の逆風を国の根本体質を変える改革チャンスとして活用すべきだと訴えた。