【ソウル30日聯合】防衛事業庁は30日、海洋警察の哨戒任務に着くCN235-110航空機4機を2011年までにインドネシアから導入すると明らかにした。同庁は7月からの技術能力と価格に関する評価を経て、29日にインドネシア国営のディルガンダラ・インドネシア(PTDI)と航空機導入に向けた最終契約を締結した。
 海洋警察はCN235-110航空機を、海洋主権守護と違法操業監視、海洋資源保護、海洋テロ対応、海洋事故予防および捜索・救助などの任務に投入する計画だ。海洋警察関係者は、現在ヘリ12機と航空機1機で沿近海海洋監視に注力しているが、新たな航空機が導入されれば、中国漁船の違法操業や韓国領土である独島領海の監視任務を遂行することになると説明した。

 防衛事業庁関係者は、CN235-110は国際的に安全性が立証されており、搭載する最新装備は海洋警察が求める性能をすべて充足していると評価した。

 CN235-110は搭乗人員8人、航続距離は1980キロメートル。360キロメートル先の物体100個以上を同時に探知できるレーダーをはじめ、サーモグラフィー、照明弾発射台などを搭載している。
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