総合株価指数が過去最大の上げ幅、ウォンも大幅上昇

【ソウル30日聯合】韓米の通貨スワップ協定締結のニュースに、総合株価指数が過去最大の上げ幅を見せ、ウォンの対ドル相場も急騰した。
　30日のソウル株式市場で、総合株価指数は前日より115．75ポイント（11．9%）高い1084．72で取引を終えた。1998年6月17日の上昇率8．5%、2007年8月20日の上昇幅93．20ポイントをいずれも大きく上回り、過去最大を記録した。

　また、ソウル外国為替市場ではドルに対するウォン終値が前日比177．00ウォン高の1ドル＝1250．00ウォンと、半月ぶりに1200ウォン台に戻した。2日間の上昇幅は217．80ウォン。前日比の上昇幅としては、1997年12月26日以降で最大となった。

　韓米通貨スワップ協定締結に加え、10月の経常収支黒字が10億ドルを上回るという見通しや米国の利下げなども影響したと分析される。