【ソウル31日聯合】ラオスのブアソン首相が30日に訪朝し金英逸(キム・ヨンイル)首相と会談したと、北朝鮮の朝鮮中央通信が同日に報じた。ブアソン首相の訪朝は昨年11月にラオスを訪れた金首相の招きに応じたもので、チュアン首相府相兼官房長官とシタヘン農林相のほか、外務次官や国家計画・投資委員会次官、商工次官らが同行した。

 同通信によると、平壌の万寿台議事堂で会談した両首相は、両国間の親善協力関係をさらに発展させる上で共同の関心事となる問題について意見を交わした。また、両国は「経済・貿易・科学および技術協調共同委員会創設に関する協定」を締結した。

 続いて開かれた宴席で金首相は、「両国の伝統的な親善協調関係を貴重に考え、たゆみなく強固に発展させていくことがわが党と政府の一貫した立場」と強調した。

 北朝鮮とラオスは1974年に国交樹立した後、経済および技術協調協定(1974年)、航空協定(1992年)、貿易協定(1997年)などを結んでいる。昨年ラオスを訪問した金首相は、ブアソン首相との会談で相互訪問と協力増進に合意すると同時に、文化交流協力に向けた了解覚書を締結した。
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