韓国銀行は27日、メーカー2163社を対象に実施した8月の企業景気調査結果を明らかにした。製造業業況指数(BSI)は前月を1ポイント下回る75で、2006年8月(72)以来の低水準を記録した。業況BSIは基準値100未満ならば業績が悪化したとする企業が改善されたとみる企業より多いことを、100を超えればその反対を意味する。
輸出企業のBSIは79で前月の85から大きく下げ、2006年7月(79)以来の数値を示した。大企業BSIも88から85と、やはり2007年2月(84)以来の水準に落ちた。一方、中小企業は69から70に、内需企業は71から73に、それぞれ小幅ながら上昇した。
韓国銀行統計調査チームのチャン・ヨンジェ課長は輸出、大企業の体感景気の落ち込みについて、世界的な景気不安に加え為替相場の流れも安定できずにいるためと説明した。
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