脱北者テーマの「クロッシング」、東京映画祭に出品

【ソウル24日聯合】脱北者をテーマにした韓国映画「クロッシング」が、10月に開かれる東京国際映画祭に出品されると、米国の自由アジア放送（RFA）が23日に報じた。日本で北朝鮮政治犯収容所の解体運動を展開している民間団体「No　Fence」が北朝鮮の人権状況を国際社会に知らせるために出品を進めた結果、映画祭主催側が出品を要請することになった。
　「クロッシング」は妻の病の治療のために脱北し、韓国にたどり着いた北朝鮮住民と、父親を探して中国とモンゴルの国境を越える息子のストーリーを描いている。RFAは、東京国際映画祭で脱北者を扱った映画が上映されるのは今回が初めてだと伝えている。