【ソウル30日聯合】政府が北朝鮮・開城工業団地の安全点検に乗り出す。統一部の金浩年(キム・ホニョン)報道官は30日、開城工業団地の建設現場、施工実態の調査に向けた関連機関合同会議を同日に行うと明らかにした。開城工業団地事業団、大韓建築士協会、韓国土地公社、関連の施工業者などが参加し、開城工業団地内の道路や建物など土木工事の安全点検スケジュール、事故予防策などを話し合う。
 政府のこうした方針は現地で時折事故が発生していることを受けたもので、金報道官は金剛山での観光客射殺事件とは無関係だとしている。実際、16日には開城工業団地内の工場建築現場で、骨組みが崩れ北朝鮮の作業員1人が死亡、4人がけがを負う事故が発生した。

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