ソウル都心に集まるキャンドルデモ隊=26日、ソウル(聯合)
ソウル都心に集まるキャンドルデモ隊=26日、ソウル(聯合)
【ソウル27日聯合】ソウル警察庁の捜査課は27日、集会およびデモに関する法律違反などの疑いで、市民団体「狂牛病国民対策会議」の組織チーム長と韓国青年団体協議会の副議長に対し拘束令状を申請する方針を固めた。米国産牛肉の輸入に反対するキャンドル集会が始まってから、警察が集会主催側の幹部に対する拘束令状を申請するのはこれが初めて。
 警察によると、国民対策会議の組織チーム長は、先月13日から今月25日まで世宗路や太平路などソウル市内の都心でキャンドル集会を主導し、放送車両を利用してデモ隊の青瓦台(大統領府)方面への進行を扇動した疑いをもたれている。青年団体協議会副議長は、集会で何度か司会を務め、青瓦台への進行や政権退陣運動などを扇動した疑いがあるとした。

 警察はこのほか、集会に複数回参加し、警察の調べの際に警察官にコップを投げつけた容疑(公務執行妨害など)で、大学生1人に対しても拘束令状を申請する方針だ。

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