【ソウル28日聯合】サムスングループは28日、来月1日に戦略企画室所属幹部らの一部を系列会社に配属する人事発令を出す予定だと明らかにした。同グループは先月に経営刷新を宣言し、戦略規格室の解体を発表している。まずは本格的な取り組みに必要な人事を確定した上で、残る人事は7月1日に行い、戦略企画室解体を完了させる計画だ。
 戦略企画室に所属する役職員は約100人で、このうち役員が約60人、幹部は40人ほど。主に財務、経営診断を担当していた役員10人ほどはすでに16日の定期グループ役員人事で系列会社に配属されている。

 巨大グループの系列会社を中央で統制する「コントロールタワー」の役割を担ってきた戦略企画室は、戦略支援チーム、人力支援チーム、企画広報チームで構成されている。戦略企画室長を務め、不正蓄財疑惑に関する特別検事捜査の結果、在宅起訴された李鶴洙(イ・ハクス)副会長は、戦略企画室解体作業を終えた後、退任する意向を明らかにしている。

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