【ソウル28日聯合】北朝鮮外務省報道官は28日、ウラン濃縮問題などと関連した談話を通じ、「米国が継続してないものをあるかのように主張し核問題の解決を遅らせようというならば、これまで進めてきた核施設の無能力化にも深刻な影響が及ぶこともある」と警告した。また、6カ国協議での合意履行が米国により足踏み状態になっていると指摘し、米国は制裁解除と関連した義務を合意した期限内に履行しなかっただけでなく、核申告と関連しても不当な要求を続け、問題解決の障害を作り出していると述べた。
 談話はまた、北朝鮮がウラン濃縮と核拡散問題について、「米国を考慮してこれまで真摯(しんし)に交渉に臨んできたが、交渉すればするほどブッシュ政権の態度はわれわれを失望させている。われわれは決してブッシュ政権の誤った主張を正当化する犠牲になることはできない」と強調したほか、ウラン濃縮や他国への核協力は行ったことがないと改めて主張した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0