あいさつを述べる李慶淑委員長=31日、ソウル(聯合)
あいさつを述べる李慶淑委員長=31日、ソウル(聯合)
大統領職引継委員会の李慶淑(イ・ギョンスク)委員長は31日、委員長就任後初めて開いた記者会見で、国政には連続性と安定性が必要だとしながら、「歴代政権の仕事のうち修正すべきことは修正し、うまくいっていることは継承・発展させなければならない」と述べた。官僚社会の問題点や集団利己主義は容認せず、こうした部分は大胆に正すとくぎを刺した。公務員が自発的、能動的、主導的に仕事をする雰囲気を作るとしている。
李委員長は「最大の課題は、経済を生き返らせることと国民統合」と述べ、経済再生の役に立たない障害物は思い切って解消するよう努力し、その前提に国民統合があると強調した。次期政権は韓国が先進化段階に入る初の政府となることを目指し、引継委員会はその足場を築くための一時的な実務機関という原則を守るとした。

 政府組織の改編については、李当選者がすでにガイドラインを示したように、数は減らさず機能調整により政府運営の効率性を期するもので、公務員は不安がる必要は全くないと述べた。新政権は国民に献身、奉仕、配慮しながら、各個人の潜在力を伸ばし動機を与えると約束した。


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