済州に台風警報、航空機・旅客船など欠航相次ぐ

台風11号の北上を受け、16日午前5時現在、済州島近海と陸上に台風警報が発令され、済州を往来する航空便・旅客船はともに運航が全面統制されている。
　台風の影響で済州国際空港には深夜から平均秒速15．5メートルの強い風が吹きつけ、空港に待機していた国内線2便、国際線1便を除き、すべての離着陸航空便が欠航となっている。済州発6航路の旅客船の運航も欠航となった。

　済州各地の降水量は、漢拏山・城板岳が115ミリ、西帰浦市が79ミリ、翰京面が52ミリ、済州市内が43．5ミリなど。台風は済州に次第に接近し、強風とともに1時間当たり40ミリ前後の暴雨が観測されており、かなりの被害が予想される。台風は17日午前には全羅南道麗水海岸付近に上陸する見込みだ。


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