韓国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の支援を受け、アジア・太平洋地域の中小企業や個人を対象とした「インターネット電話(IP電話)情報保護ガイドライン」を豪州と共同で開発する。情報通信部が9日に明らかにした。

 韓国は早くからIP電話を導入・運用してきた経験を基に、主にセキュリティ脅威の分析を担当する。両国はそれぞれ共同研究体を構成し24週間にわたり課題を推進し、結果をAPECの電気通信・情報ワーキンググループ(TEL)本会合で報告する予定だ。両国は昨年4月のAPEC TEL会合でガイドラインの開発を提案しており、今年3月にAPEC予算審議を通り8万ドルの支援を受けることが決まった。

 情報通信部はこれと平行し、昨年末に国内用に開発したIP電話情報保護ガイドラインをAPEC加盟国用に修正・補完する作業も進める方針だ。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0