来月末にも、韓米、韓日国防相会談がそれぞれ行われる見通しだ。

 国防部当局者は28日、聯合ニュースの電話取材に対し、国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官が2月23日ごろ4日間の日程で米ワシントンを訪問し、ゲーツ国防長官と会談することを明らかにした。韓米国防相会談は、昨年末に両国の国防長官が交代して以来初めてとなる。

 韓米国防相会談では、昨年の北朝鮮ミサイル発射実験と核実験による朝鮮半島の安保状況を評価し、米国が韓国に核の傘を提供することで米国の朝鮮半島防衛に関する確固たる公約を再確認するものとみられている。

 金長官は昨年末の就任後、北朝鮮の核実験に対処するためには国内の軍事態勢を万全にするだけでなく、確固たる韓米同盟を土台とした連合防衛体制を取っていかねばならないと強調している。

 双方はまた、すでに合意している戦時作戦統制権の韓国軍移管問題と在韓米軍基地の京畿道・平沢移転、基地の返還など、国防に関する懸案事項に対してもじっくり意見を交わす見通しだ。

 金長官は米国からの帰途に日本を訪れ、久間章生防衛相と会談する予定だが、日程はまだ確定していない。


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