ドル安が3営業日連続で進み、1ドル=970ウォンを割り込んだ。
 25日のソウル外為市場は、前日終値より3.50ウォン安となる1ドル=979.00ウォンで取り引きを開始したが、ドルの対円相場が上昇したにもかかわらず、ドル売りが相次いだことから、前日終値より6.60ウォンのウォン高ドル安となる1ドル968.90ウォンで取り引きを終えた。1ドルが970ウォンを割り込むのは1997年11月5日以来となる。

 外為専門家は、株式市場での最近の指数下落にもかかわらず、外国人の株買いが進んだことがドル売りにつながったほか、サムスン経済研究所が今年の平均為替相場を1ドル=960ウォンとする報告書を出したことなどが市場に否定的な要因として作用したと分析している。最近の需給状況から判断すると、今後もウォン高ドル安は進む可能性が高いという。


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