結婚適齢期の男女はともに、結婚相手の職業として教師と公務員を好む人が最も多いことが分かった。ブライダル情報会社のデュオが20歳以上の未婚男女2296人(男性954人、女性1342人)を対象に理想の配偶者像と結婚意識についてアンケート調査し、22日発表したもの。
 男性は、結婚相手の職業(複数回答)について、「教師」を希望する人が52.8%と最も多く、次いで「公務員」(33.4%)、「一般事務職」(28.0%)、「金融業」(27.8%)、「サービス業」(16.2%)、「看護士」(15.8%)、「医師・薬剤師」(10.8%)などの順だった。女性の場合は、「公務員」がいいとの回答が42.4%と最も多く、以下「教師」(22.4%)、「金融業」(20.5%)、「一般事務職」(18.4%)、「エンジニア・情報通信業」(13.3%)、「医師・薬剤師」(11.4%)、「会計士・弁理士・税務士」(9.5%)などの順だった。結婚相手に「教師」を希望する回答は昨年の5位から今年は2位に急上昇したが、逆に専門職として人気が高かった「医師・薬剤師」は2位から6位に転落した。

 結婚の必要性についての質問には、男性の場合「結婚しなければならない」(81.0%)との答えが圧倒的だったのに対し、女性は「結婚は必須」(54.4%)という意見と「結婚は選択」(45.6%)と半々に分かれ、性別により見方に差が現れた。結婚後の共稼ぎについては、男性の69.8%、女性の58.0%が「共稼ぎを望む」と答えており、男性のほうがやや積極的だった。しかし、共稼ぎの場合に「2人で家事分担をすべき」との答えは、男性が60.1%、女性が76.7%と女性のほうが多かった。

 結婚後両親の面倒をみるかとの質問には、男性の56.2%と女性の75.7%が「みたくない」と答えた。「女性が年上で男性が年下の結婚については、男性の47.8%と女性の51.6%が「愛していれば年は関係ない」と答えた。

 入籍の時期は、男女間で意見が分かれ、男性は「新婚旅行が終わったらすぐ」(52.4%)との意見が最も多かったが、女性は「結婚後6カ月以内」(45.2%)が最も多かった。結婚相手を決める際に重視するポイントについては、「性格」が男性91.1%、女性92.5%と男女ともに圧倒的だった。男性から見た「女性の年齢」(17.0%)と女性から見た「男性の学歴」(12.4%)は、ともに6位で、以前より重視する人が減っている。

 また、男性が望む「妻の年間所得」は平均2590万ウォン、女性が望む「夫の年間所得」は平均3720万ウォンだった。


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