仏ルノーのゴーン会長(日産自動車の社長兼最高責任者を兼任)が大宇自動車ルーマニア工場の買収意欲を表明し注目を集めている。
 ゴーン会長は25日、日本の外国特派員協会での講演で、「(大宇自動車が売却を進めているルーマニア工場について)ルノーと日産の提携事業の拠点になりうるという点で関心がある」と述べ、ルーマニアが東欧の拠点にするのは理にかなったものだと強調した。日産はインド、ルノーは中国でそれぞれ現地生産を検討しているが、今回のゴーン会長の発言はルノーと日産がパートナーとして東欧を含む新興市場進出を加速化させる意向を示すものと受け止められている。


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