「パンはわが国の製品」VS「不買運動を忘れたのか」…ポケモンパンブームに「ノージャパン」議論=韓国(画像提供:wowkorea)
「パンはわが国の製品」VS「不買運動を忘れたのか」…ポケモンパンブームに「ノージャパン」議論=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でポケモンパンブームが続く中、消費者の間で“議論がまとまらない”事態が発生している。「ポケモンキャラクターの著作権は日本企業にある。“ノージャパン”運動を続けるべきだ」とする意見と、「韓国内の企業が販売しているパンにまでノージャパン運動を適用するのは度が過ぎる」との意見がぶつかり合っているのだ。

 12日、関連業界によると、韓国最大の製菓・製パン企業SPCグループのSPCsamlipはポケモンパンを再発売するにあたり、韓国内での著作権を持つポケモンコリアとライセンス(使用権)契約を結んだ。SPCsamlipがポケモンパンの売り上げの一定金額をロイヤルティーとして支払うかたちだ。

 一部の韓国消費者はポケモンパンブームに不快感を示している。「日本商品の不買運動をもう忘れたのか」といった反応だ。チェ某さん(30)は「ノージャパン運動で沸き上がったのはつい最近のように思えるが、ポケンモンパンになぜそんなに熱狂するか」とし、「(ポケモンパンブームを置いて)日本人が韓国人をばかにしているという話もあるようだ。韓国の熱しやすく冷めやすい部分が浮き彫りになっているようで恥ずかしい」と主張した。

 一方で、国内企業が販売する製品にまで不買運動をおこなうのは間違っているとの意見もある。キム某さん(26)は「ロイヤルティーが支払われるから不買運動をすべきなら、この世の中で買えるものがなくなってしまう」とし、「しかも、パンはわが国の製品じゃないか」と述べた。

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