ソニーの”電撃発表”EV事業の子会社設立ニュース、韓国メディアも「大注目」(画像提供:wowkorea)
ソニーの”電撃発表”EV事業の子会社設立ニュース、韓国メディアも「大注目」(画像提供:wowkorea)
ソニーグループが今春、EV(電気自動車)事業を展開する新たな子会社「ソニーモビリティ株式会社」を設立すると電撃発表。このニュースを韓国メディアも注目している。

 韓国メディア「PINPOINT CAR」は6日、ソニーグループ株式会社会長兼社長CEOの吉田憲一郎氏が5日(現地時間)、米ラスベガスの展示会「CES 2022」に先立つプライベートイベントで、EV事業展開のための子会社設立を電撃発表したと報じた。

 吉田氏は、EVのプロトタイプ「VISION-S」の第2世代を披露し、安全性、適応性、エンターテイメントという3つを提示。同社のEVが5Gのような通信ネットワークを経由して「車両を継続的に進化させることが可能。ソニーはモビリティを再定義する」と述べた。その上で、新会社設立により「ソニーのEVの市場投入を本格的に検討する」と明らかにした。

 同メディアによると、第2世代のプロトタイプ「VISION-S 02」はSUVタイプで、初代と共通するEV/クラウドプラットフォームを採用。また、360度を把握するLiDARセンサーを採用し、ToF方式の画像センサーによってドライバー認証、乗客を見守る機能が用意されるという。また、ジェスチャーコマンドや音声コマンドに対応する。

 同メディアは、ソニーはすでに自律走行に必要なセンサーとイメージ半導体を生産しており、業界では、ソニーが電撃的にEV市場に浮上する可能性、または主要部品の供給会社になる可能性もあると見通していると伝えた。

Copyrights(C)wowkorea.jp 4