園児とともに梅の木を鑑賞する小渕さん=8日、木浦(聯合)
園児とともに梅の木を鑑賞する小渕さん=8日、木浦(聯合)
【ソウル9日聯合】故小渕恵三元首相の夫人、小渕千鶴子さんら22人の日本訪問団が8日、全羅南道の保育施設「木浦共生園」を訪れた。
 木浦共生園は伝道師の尹致浩(ユン・チホ)さんが1928年に設立、妻である田内千鶴子さんとともに生涯にわたり孤児への愛を実践した場所。8日で設立80周年を迎えた。田内さんの善行が伝わり数多くの日本人が訪れ、韓日関係の架け橋ともなっている。

 一行は、小渕元首相が2000年に同所へ贈った20本の梅の木や「母の塔」の前で園児らと記念撮影をするなど、楽しい時間を過ごした。園児らは訪問団の前で「アリラン」など4曲を日本語で披露した。小渕さんは、小渕元首相が贈った梅の木が花開く姿のように、明るく健康に育ってほしいとあいさつした。

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