日本人参加者には日本語でコメントするジョン・ヨンファ。(画像:画面キャプチャ)
日本人参加者には日本語でコメントするジョン・ヨンファ。(画像:画面キャプチャ)
日本の放送局TBSが、韓国SBSグループと「FTISLAND」「CNBLUE」らが所属するFNC ENTERTAINMENTと始動した、グローバルデビューに向けた日韓合同アイドルボーイズバンド結成プロジェクト「THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE」。

CNBLUE の最新ニュースまとめ

日本では地上波、CS、配信と多岐にわたるチャンネルで公開され、地上波放送は12月4日(日)にスタートし、毎週日曜午前1時58分〜2時28分の30分で放送中。一方、韓国ではケーブルチャンネルSBS MとSBS FiL の同時放送で12月6日(火)にスタート。毎週火曜午後9時からの枠に編成されている。

日本の方が放送は若干早いが、地上波は30分番組であり、フルバージョンはCS放送で12月12日午前1時~スタートし、1話を丸々見られるということでは、韓国の方が早いことになる。

ともかく、初回は約2時間にわたり放送され、「FTISLAND」「CNBLUE」「N.Flying」「KEYTALK」「感覚ピエロ」のプロデューサー5組、そしてMCのロウン(SF9)と矢吹奈子(HKT48)が登場し、予選を勝ち抜いた参加者54人を「1軍」「2軍」に分ける「プロデューサーキャスティング戦」の模様が公開された。

やはりプロデューサーの中では、日韓合同のオーディションということで、日本の音楽シーンにも詳しく、日本語も流ちょうに話せる「FTISLAND」と「CNBLUE」の存在が大きいだろう。日本人参加者が出てくると、積極的に日本語を使い、的確なフィードバックやアドバイスはもちろん、韓国語の曲を歌った日本人参加者には日本語の曲も歌ってほしいとリクエストしたり、日本の曲が流れると「この曲、久しぶりに聴く」と反応したり、J-POPもよく知る彼らならではのリアクションがたびたび見られた。

それに何より、「FTISLAND」と「CNBLUE」の絡み、というのも面白いポイントだった。プロデューサー席に座るや、カメラを見つけて、「僕のことを撮っているんですか?」とピースサインをし、「こういう場は初めてなんです」と緊張しているそぶり(⁉)をするヨン・ジョンファがコメントの予行練習(?)まで始めると、イ・ホンギから「なんでマイクテストをするの?」とつっこまれる一幕も。和気あいあいと楽しんでいるようだった。

放送後、韓国のニュース記事では初回から盛り上がった、弾けたといった論調が多かった。そして、プロデューサーらによるキャスティングバトルが勃発したというところを見どころの一つに挙げ、プロデューサーが熾烈(しれつ)な取り合いをした参加者として、ギター対決を展開したファン・ジンソクとキム・ソンヒョンを取り上げていたのも目立った。

そういったプロデューサーのキャスティングバトルという点でも、大いに盛り上げていたのが「CNBLUE」のジョン・ヨンファだった。プロデューサーの選択がかぶった場合、参加者に選択権がわたるため、ジョン・ヨンファは気に入った参加者に対し、猛烈にアピール。「N.Flying」と選択がかぶった日本人参加者の福嶌崇人には、「未来が見えました」「僕がプロデュースした舞台が見えます」と口説き、見事に獲得。

また、4チームが競合したファン・ジンソクには、「僕が最初にボタンを押したんですよ!」とアピールし、「オーディションではなく公演を見ているようでした」と大絶賛しながら感動した気持ちを伝え、この日一番の競合を制して、ファン・ジンソクを迎え入れることにも成功した。

今後、どんな参加者が登場するのか、ということに加え、プロデューサーたちの駆け引きやプロデューシングなども注目ポイントになりそうだ。

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