XIUMIN(EXO)×イ・スグン。(画像:画面キャプチャ)
XIUMIN(EXO)×イ・スグン。(画像:画面キャプチャ)
JTBCの看板バラエティ「知ってるお兄さん」が視聴率低迷により、このところ試行錯誤を繰り返しているのが透けてみえる。11月13日(土)に放送された第306話では、“秋のお祭り”として、レギュラーメンバー8人が仲の良い友達を招待し、学園祭を開催した。

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誰が誰を招待したのか?それが興味をそそるポイントで、意外な交友関係も。登場順に見てみると、イ・サンミンの友達として芸人チャン・ドンミン、キム・ヨンチョルの友達として女優オク・ジュヒョン、ソ・ジャンフンの友達として、「恋愛のおせっかい」で共演しているモデルのチュ・ウジェ、カン・ホドンの友達としてダヨン(宇宙少女)、ミン・ギョンフン(BUZZ)の友達としてTei(テイ)、イ・ジノの友達としてジャンジュン(Golden Child)、ヒチョル(SUPER JUNIOR)の友達としてソリョン(AOA)、イ・スグンの友達としてXIUMIN(EXO)がやって来た。

アイドル率が高いが、バラエティに富んだ面々が集結。しかも、レギュラーメンバーたちは、自分が呼んだゲストなだけに、隙あらば見せ場を作ってあげようと必死なので、オープニングからトークの渋滞がすごかった。

XIUMINがミュージカル「ハデスタウン」に出演中だという話から、ヒチョルが「ソリョンもドラマに入ったよ!」と割って入ると、「まだ入ってないんだけど」と先走ってソリョンを困惑させるなど、よかれと思って言ったことが仇(あだ)になったケースもあったが、見事アシストを上手く決めたのは新レギュラーのイ・ジノだった。ジャンジュンがバラエティキャラだと猛プッシュし、一発芸が面白いと振ったのだ。

それに応え、ジャンジュンは果敢にも「BTS(防弾少年団)」Vと「EXO」KAIの表情モノマネを披露。絶妙なポイントをついているので面白く、場が盛り上がり始めると、またもイ・ジノのアシストで今度は「SUPER JUNIOR」の「U」でのヒチョルの表情モノマネまでやって見せ、最後はお約束のご本人登場。2人のコラボステージは大盛り上がりとなった。さらに、セミの鳴きマネが得意なイ・ジノと一緒にセミの鳴きマネ共演をした後、テコンドーのターン蹴りまで。これだけのメンバーたちの中で、ジャンジュンは準備してきたものをやり切り、しっかりと魅力アピールに成功していた。

また、久しぶりのバラエティ出演となるソリョンも、抜群のプロポーションを披露するなど注目されたが、そのソリョンと6年来の友達だというヒチョルに対し、イ・スグンが放った一言「恋愛は短いけれど、友情は長い」が笑いのツボだった。

こうして友達紹介だけでもお腹いっぱいな感じだったが、続くゲームコーナーでも進行を務めるシンドン(SUPER JUNIOR)に加え、またもやゲストが登場。招待歌手として現れた「2AM」だ。だいたいこういう場面で招待歌手を呼び込むと、レギュラーメンバーのキム・ヨンチョルが出てくることが多かったので、本物の招待歌手が出てきて、全員がビックリしていた。

しかも、「2AM」は新曲の「Should’ve Known」と「No good in good-bye」の2曲をしっかり歌った後、そのまま“ミックス音楽クイズ”の出題者として参加。いつもはシンドンが担当しているが、今回は歌唱力抜群の4人がハーモニーまで奏でながら出題。無駄にハイクオリティすぎて、逆にレギュラーメンバーたちを混乱させていた。

ここでは、XIUMINが「EXO」の「Growl」が出題されたとき、自分で正解はできなかったが、正解したチュ・ウジェが踊り始めると、体がうずいたのか、すっと前に出ていって一緒に踊り、やっと見せ場を作る場面も。さらに、「2AM」チョ・グォンも、得意とする「Brown Eyed Girls」の「Abracadabra」を踊り、スタジオを歓喜させるなど、スポットライトを浴びる主人公がめまぐるしく入れ替わった。

見方によっては、見どころが盛りだくさんとも言えるが、せっかく友達を呼んだのに、ごちゃごちゃしすぎて、それぞれの良さが十分に出ていなかったとも言える。結果的にこの日の視聴率も、前の週と同じ2.3%(ニールセンコリア調べ)だった。次回はいよいよ、サバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」(Mnet)のリーダー8人が登場。今、韓国で最もホットな女性たちなだけに、すでにバラエティに引っ張りだことなっており、新鮮さは多少欠けるが、芸達者な“兄貴たち”がどう絡むのか注目だ。

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