人気Netflixドラマ「イカゲーム」、中国独自でグッズ販売に韓国で物議(画像提供:wowkorea)
人気Netflixドラマ「イカゲーム」、中国独自でグッズ販売に韓国で物議(画像提供:wowkorea)
世界中で人気となっているNetflixドラマ「イカゲーム」が、中国で違法ダウンロードされていると伝えられている中、さらに中国ではグッズまで制作して販売していることが分かり、韓国で物議を醸している。

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 中国でも「イカゲーム」人気が爆発し、劇中の人物が着用している緑ジャージなどのグッズを販売して利益を得ているという。

 先月30日、中国のショッピングアプリ「Taobao」では、「イカゲーム」と検索するとタルゴナキットや、参加者を監視する管理者の仮面、参加者が来ている緑ジャージやシャツなどが確認できる。

 「イカゲーム」の参加者が着用している服には1番や456番といった固有の番号が入っているが、Taobaoで販売されている服にも大きな数字が入っている。

 またタルゴナキットも爆発的な販売収益を上げているという。

 中国は、Netflixが正式にサービスされている国家ではないが、迂回接続や違法ダウンロードなどを通じてコンテンツが共有されている。

 韓国著作権保護院とコンテンツ制作会社がモニタリングなどを通じて対応しているが、次々に消えては表れる違法サイトを取り締まるのは困難なのが実情だ。

 中国版ツイッター「Weibo(ウェイボー)」には、「イカゲーム」関連の掲示物が相次いでいる。

 Weiboなどに出回っているキャプチャー写真を見ると、迂回接続プログラムのVPNを活用して接続した後、中国語の翻訳字幕を付けて流通されていると推定される。

 したがって、中国で「イカゲーム」がいくら人気でも、韓国国内の制作会社やNetflixへの収益にはならない。

 著作権保護院の関係者は「中国のプラットフォームで『イカゲーム』を始めとした韓国コンテンツが流通されている。『スペース・スウィーパーズ』や『キングダム:アシンの物語』などの作品も例外ではない」と述べた。

 CJ ENMは、韓国著作権保護院と協力して違法流通の摘発および削除措置を取っている。

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