バラエティ「ジャングルの法則」、台風26号で被害受けたテニアン島で収録決行し物議(画像:番組オフィシャル)
バラエティ「ジャングルの法則」、台風26号で被害受けたテニアン島で収録決行し物議(画像:番組オフィシャル)
韓国SBSの人気バラエティ「ジャングルの法則」が、台風26号により大きな被害を受けた北マリアナ諸島の地域で予定された収録を決行。一部住民から非難を受けている。

 2日、テレビ関係者によると「ジャングルの法則」制作陣は北マリアナ諸島編を撮影するため、去る10月30日と31日の2日間にわかれて該当地域へと入った。

 撮影チームは当初、サイパン島を経由してテニアン島に入る予定だったが、台風上陸後、飛行機の遅延や欠航のためにグアム島経由に変更。テニアン島に入った撮影チームだが、サイパン島と同様に、テニアン島も台風により住宅が破壊されガス・水道が止まるなど、住民らは大きな被害を受けていた。そのような状況で、災害地域でバラエティ番組の撮影をおこなうことに対して、怒りの声が出ているのだ。

 ある住民は「最初は村にテントが張られているのを見て、ボランティア活動の方が来てくれたのだと思ったが、その後、バラエティ番組の撮影チームだと知った」とし、「たとえ、自分たちが費用を払って撮影を進めると言っても、住民たちはバラエティ番組の撮影をどのように思うか、考えてほしい」と語った。

 また、現地事情に詳しい救護団体の関係者も「サイパン島や近隣地域の被害の大きさを考慮すると、住民の立場としては撮影を不快に思い、不満が出るのは当然のこと」と指摘した。

 一方、このようなコメントを受けて制作陣は「現地の状況に、迷惑をかけるようなことがないように努力中であり、4日からはスタッフと出演者が復旧支援をおこなう計画。発電機など、現地に必要な物品も寄付する予定だ」と説明している。


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