2PMのホログラム公演(提供写真)=(聯合ニュース)
2PMのホログラム公演(提供写真)=(聯合ニュース)
シンガポール・セントーサ島に開設されたホログラム専用館「K―live」が1日200人を超える韓流ファンを集めている。オープンから3か月で、現地の住民だけでなく、マレーシアやインドネシア、日本、中国、台湾など海外からの観光客も訪れる韓流スポットになりつつある。

2PM の最新ニュースまとめ

 K―liveは韓国の通信大手KTと大手芸能事務所のYGエンターテインメント、ホログラム映像制作会社が協業するホログラム文化事業のブランド名で、これが初の海外進出となった。

 セントーサのK―liveは同島の観光名所リゾート・ワールド・セントーサにある。縦3メートル、幅7メートルのスクリーンが高解像度のホログラム公演を演出し、観客はスタンディングでライブの臨場感を味わうことができる。

 映像は韓国の伝統文化を紹介するための珍島のプクチュム(太鼓を使った舞踊)で始まり、2PMやWonder Girls(ワンダーガールズ)、GOT7(ガットセブン)のライブへと続く。次々に披露される代表曲に観客も自然とリズムを取り始める。

 最近訪れたシンガポールの女性は「実物と変わらないK―POPアーティストを間近に見ながら公演を楽しむことができた。とても満足した」と語った。

 運営を担う韓国企業は「1日7回の公演に200人を超える人が訪れる。K―POPスターに新たな形で出会えるという口コミが広がり、K―live目当てにシンガポールを訪れる観客もあらわれた」と説明した。  

 K―liveは2014年にソウル・東大門に世界初のホログラム専用館としてオープンした。これまでに9万人以上の外国人が訪れている。

 セントーサのK―live開設を支援したKTは、韓国内外で施設を増やしていく予定だ。ソウル近郊の仁川・松島に来年オープンするほか、中国でも事業を推進している。


Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0