映画「思悼(サド)」は、俳優ソン・ガンホとユ・アインの映画として知られていた。しかし、いざベールを脱いだ本作は、世孫に多くの時間が割かれており、ソ・ジソブの登場も長くなっている。(提供:news1)
映画「思悼(サド)」は、俳優ソン・ガンホとユ・アインの映画として知られていた。しかし、いざベールを脱いだ本作は、世孫に多くの時間が割かれており、ソ・ジソブの登場も長くなっている。(提供:news1)
映画「思悼(サド)」は、俳優ソン・ガンホユ・アインの映画として知られていた。しかし、いざベールを脱いだ本作は、英祖(ソン・ガンホ)と思悼世子(ユ・アイン)の話に、世孫の視線まで加わり、親子3代の話を2時間に凝縮している。そしてその重要な役である世孫、すなわち正祖を演じた俳優ソ・ジソブにも多くの関心が寄せられている。

ソ・ジソブ の最新ニュースまとめ

 すでに知られているように、ソ・ジソブは本作に特別出演した。しかし映画の後半、世孫に多くの時間が割かれており、ソ・ジソブの登場も長くなっている。セリフが多いわけでもなく、大きな事件が起こるわけでもない。ただ、母の前で舞を舞うシーンだ。ところがこのシーンに非常にたくさんの意味が込められている。

 映画「思悼」のイ・ジュニク監督は、ソ・ジソブの登場が予想より長かったことにうなずいた。もちろん、直前で監督の意図のもとに作られたシーンだ。子役のイ・ヒョジェが演じた世孫が成長した姿がソ・ジソブなのだが、しばらく顔だけを映していく特別出演ではない。

 イ・ジュニク監督は「映画を見ながらドラマの脈絡を追う人は、あのシーンで大きな喜びを感じるだろう」と言った。ソ・ジソブの扇の舞は、最後まで生き残った恵慶宮ホン氏らの人生の重みを体全体で表現するものであり、正祖自身が過去と和解する意味を持っている。

 また米櫃の中で扇で尿を飲みながら死んでいった父の思悼世子の苦痛をくみとる息子の気持ちが込められている。父親に対する悲痛さを節度ある動きで見せているのだ。

 イ・ジュニク監督は「あの長さで見せられなければ、このシーンがなかったら、この映画に意味がない」とし、「監督は映画としての完結に責任を取らなければならない。ただ面白さだけを追求して終わらせる映画ではない。思悼世子で商売しようとする意図があるなら、この映画を撮ってはならない」と述べた。

 このような監督の責任感とキャラクターに没入したソ・ジソブのおかげで、本作は長い余韻を残しながら幕を下ろす。英祖と思悼世子の関係も胸に響くが、劇場を出ても胸の隅につまってくるのは、最後が素晴らしかったおかげである。

 ソ・ジソブは本作にノーギャラで出演し、話題にもなった。ソン・ガンホという大俳優が引っ張っていく映画で、自分が最後を飾るのは負担だったというのが理由だ。金を受け取らないと約束して初めて出演を決定したという。

 イ・ジュニク監督は、ソ・ジソブの存在感と憂いに満ちた目つきがあったから、ラストを飾る俳優として選んだ。そしてその選択は間違っていなかった。

 映画「思悼」は韓国で今月16日に公開する。



映画「思悼(サド)」ティーザー予告編
映画「思悼(サド)」ティーザー予告編




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