韓国メディアのストライキ余波…人気バラエティ番組も収録中止に

韓国では、大手メディアや放送局を中心に長期のストライキが続いている。これが原因で、人気バラエティ番組「1泊2日」が、放送局ストライキの余波により収録が急きょ中止になってしまった。

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　4日、同番組の関係者は「6日、7日に予定されていた収録はキャンセルとなった」と明かした。現在、演出を担当しているチェ・ジェヒョンプロデューサーが撮影から戻った後すぐにストライキに参加したため、編集ができない状況だという。

　一方、パク・ジョンミンKBS芸能部局長はメディアとの電話インタビューに応じ「今週中に、放送予定の1編が完成する予定」としており、「今週を目処に収録も行う」とコメントしていた。しかし、結局はストライキ余波によって、収録はキャンセルされ、放送も調節せざるを得ない状況となった。

　番組関係者は「今週中に収録はできないからと言って、来週にできるとは限らない。全出演者のスケジュールは、2週間に1回収録を行うことになっているため、来週に急きょ撮影を延期することは難しい」と頭を抱えている。

　多忙を極める人気俳優、タレントが多数出演する人気バラエティ番組であるだけに、彼らのスケジュールを調節するのは容易ではない。そのため、突然の収録中止は大きな痛手となってしまった。

　長年にわたり、多くの視聴者から愛され、人気を博してきた「1泊2日」。さらに新メンバーのキム・スンウ、チャ・テヒョン、ソン・シギョン、チュウォンを加え、順調なスタートを切ったばかりだった。

　これまでの歴史にはない危機的状況を今後、どう乗り越えていくのか。この結果によっては、新たなファン獲得にも繋がるのではないだろうか。