キム・ゴンモ=(聯合ニュース)
キム・ゴンモ=(聯合ニュース)
韓国歌手キム・ゴンモが前所属事務所との専属契約関連訴訟で敗訴した。
 
ソウル中央地裁は29日、芸能プロダクションの<ライブプラス>がキム・ゴンモに対し専属契約違反に伴う損害賠償の支払と専属契約金の返納を求めた訴訟で、キム・ゴンモに1億2000万ウォン(約900万円)を支払うよう命じる原告一部勝訴判決を下したと明らかにした。<ライブプラス>側は契約金として8億7400万ウォンを支払ったと主張していたが、このうち4億5000万ウォンを実際の支払額として認め、アルバム発売など契約期間の芸能活動を考慮し、キム・ゴンモに一部返納義務があると判断した。
 
裁判部は「専属契約金は契約そのものに対する代価というより、専属契約期間中の芸能活動の代価を前もって支払ったものとみるべき」と説明。専属契約が解除されれば契約金は返納すべきだが、全額ではなく、実際の活動に対する代価超過分を支払えばよいとした。ただ、専属契約破棄の責任は双方にあるとみて、<ライブプラス>の損害賠償請求は受け入れなかった。
 
<ライブプラス>は2007年にキム・ゴンモと契約金10億ウォンで3年間の専属契約を結び、契約金の一部として4億5000万ウォンを支払った。同年9月にキム・ゴンモが事務所側と事前に協議せず公演を行ったり各種イベントに出演するなど専属契約を違反したとし、7億5000万ウォンの損害賠償訴訟を起こした。
 
これに対しキム・ゴンモは、<ライブプラス>は専属契約金の半分も支払わないまま残金も一方的に支払いを延ばし、マネジャーらの給与も支給しないなど、先に契約を違反したと主張していた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0