T-MAX(左から)シン・ミンチョル、パク・ユンファ、キム・ジュン
T-MAX(左から)シン・ミンチョル、パク・ユンファ、キム・ジュン
5月10日、原宿アストロホールにて韓国の男性3人組<T-MAX>の日本初となる単独ライブ<T-MAX First Live>が開催された。昼と夜の2公演が行われたライブには約800人のファンが訪れた。

T-MAX の最新ニュースまとめ

<T-MAX>はリーダーのシン・ミンチョル(27)、キム・ジュン(24)、パク・ユンファ(23)から成る3人組。メンバーのキム・ジュンは、韓国版『花より男子~Boys Over Flowers』でF4の1人ソン・ウビン(美作あきら)役を演じ、一躍脚光を浴びた。4月16日に東京で行われた『花より男子』のイベントでは、<T-MAX>が主題歌『Paradise』をはじめ3曲を熱唱し、ファンに強烈な印象を残した。

『Bang Bang Boom!』からライブはスタート。生バンドとともに迫力のステージでファンを<T-MAX>の世界に引き込むと、デビューアルバムから『Cavity』(原題:虫歯)を披露、会場は熱気に包まれた。

そして椅子に座りSMAPの『Lion Heart』を、続けてデビュー曲の『Blooming』を日本語で聴かせ、3人の奏でるハーモニーを響かせた。MCでは、「実際に見ると僕が1番カッコいいでしょう?」と豪語するミンチョル。それにイマイチな反応を見せる2人。終始、コントのようなトークを展開し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

その後、『Open up my heart』を抜群の歌唱力で歌い上げると、3人はしばし舞台裏へ。その間、ステージ上のスクリーンには4月の来日時に撮影したという映像が映し出された。寿司が大好きだという<T-MAX>。“日本通”のリーダー、ミンチョルがメンバーに寿司の食べ方を伝授するというもの。ミンチョルから発せられる“あなご”、“納豆巻き”、“おあいそ”という単語に会場も驚き半分、笑い半分。キム・ジュンとユンファもリーダーに合わせるかのように、寿司を上手に完食していた。

映像の笑いをそのままに、ステージには再び<T-MAX>が登場。『SAY YES』を披露するも、ミンチョルがなんと女子高生に変身し会場は大爆笑。『What Happen 2 My Heart』でも、ユンファとともにミンチョルは女装したまま真面目に熱唱した。

そして歌が終わると、ドラマ『花より男子』の演劇がスタート。女子高生に扮したミンチョルは、どうやらクム・ジャンディ(日本版では牧野つくし役)を演じるためだったようだ。キム・ジュンがウビン役を“カッコよく”きめると、ミンチョルがジャンディを熱演、そしてユンファが間に入るという絶妙な分担を見せ、また違った<T-MAX>の魅力を発揮した。

笑い声の残るままソロステージへと移行し、ユンファは『離したくない』(原題:ナップン マウムル モッケヘ)のバラードヴァージョンを可愛らしい表情と歌声で披露、ミンチョルは米国のロックバンド<フーバスタンク(Hoobastank)>の『The Reason』を激しく歌い、キム・ジュンはF4スペシャルエディションに収録された『To empty』(原題:ピウォネギ)を通し、ミンチョルとともにラップの掛け合いを披露した。

そして、今回のライブで初披露となる『From My Heart』(原題:告白します)と続き、ラストは『離したくない』のクラブヴァージョン。ミンチョルが泣く“真似”をするなど、最後まで“笑い”にもこだわる内容となった。会場を訪れたファンも、「T-MAX最高」と韓国語で書かれたボードで応援するなど、彼らの思いに応えた。

アンコールでは『Paradise』を歌い上げ、会場からは「T-MAX」コールが巻き起こった。また、ライブ終了後には握手会を開催し、ファン1人ひとりと挨拶を交わした。
Copyrights(C)wowkorea.jp 0