(C)KAINICHI ENTERTAINMENT
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<女子十二楽坊>の1年8か月ぶりの新アルバム『四季のソナタ』が7月30日に発売される。日本でも大ブームを巻き起こした韓流ドラマ“四季シリーズ”の主題歌・挿入歌をテーマに<女子十二楽坊>が演奏、Ryu、ユナ、ユジンという韓国トップクラスの歌い手がコラボレートする“日中韓合作”の大作だ。
 
ペ・ヨンジュン主演の『冬のソナタ』を代表とする四季シリーズは中国でも有名。<女子十二楽坊>で二胡を担当するスン・ティンは「自身もかなり影響を受けて、一時は韓国料理や韓国語の勉強にはまっていました」と語る。
 
今回のアルバムは、四季シリーズのパク・ジョンウォン監督と<女子十二楽坊>の偶然の出会いから生まれたという。最初のきっかけは、2006年8月、楽坊初の韓国ベスト盤に、映画『王の男』のテーマソング『イニョン(縁)』が収録されたこと。この曲を歌うイ・ソンヒと楽坊が韓国KBSテレビの番組で共演したのが、パク監督の目に止まった。さらに、2007年1月に沖縄で開催された<アジアミュージックフェスティバル>で、楽坊とパク監督が同席。パク監督が「ぜひコラボレーションしたい」と猛烈アタックした。
 
楽坊の古箏担当・ジョウ・ジェンナンは、パク監督について「レコーディングではパク監督からきめ細かく音のチェックを受け、仕事に対する熱意を感じました」という。アルバムでは、楽坊の音色を生かしつつ、韓流歌手の魅惑の声を強調し、限りなく豊かな音域を追求する一方で、独特の繊細さにこだわった。

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「今回のコラボレーションを通じて、音楽には国境がないこと、新しい試みによって自分たちの音楽がさらにパーフェクトになったことに感銘を覚えました」(スン・ティン)。今回のアルバムは、<女子十二楽坊>にとってもさらなる飛躍への一枚となりそうだ。
 
なお、<女子十二楽坊>は今年12月に香港・マカオでのコンサートを予定している。
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