中国女優タンジン　韓国での正式なデビューを前に謎の自殺？

中国女優タンジン（譚靜/23）、廣州の高層ビルから投身「自殺なんて信じられない！」

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変死体で発見された中国の女優タンジンの突然の死に疑問の声が上がっている。中国の芸能界では有望なスターとして成長していたタンジンの死亡の原因が、ミステリーに包まれているのだ。タンジンは韓国歌手キム・ジョングクや＜Nell（ネル）＞のミュージックビデオに出演し、韓国でも活動していた新人女優だ。タンジンと関わりのあった韓国の芸能関係者らは、「自殺する理由がまったく見当たらない」という反応を示している。

今月初め、タンジンと中国で会ったという芸能番組の関係者は、「タンジンは韓国にまた行くことができると喜んでいた。タンジンはお金も稼ぎ誇らしげな様子だった。そんな人が自殺をするのだろうか」と疑問を抱いた。また他の関係者は、「タンジンはこれまで韓国に来ては、正式な韓国芸能界デビューのために準備していた。亡くなったことが信じられない」と伝えた。

また、死去する直前にタンジンとともにしていた3名の男性が、事件後に韓国を経由しメキシコへ向かったと確認されたことで、死因が何なのか混乱を招いている。

タンジンは去る6日午後、中国・廣州のビルから身を投げ、変死体で発見された。

＜YTデイリー＞など現地のマスコミは、調査結果をもとに「泥酔状態の若い女性が口論の末、トイレに駆け込み建物の外へ身を投げた。死体の身元確認の結果、中国女優タンジンであると明らかになった」と報道した。また、「発見された場所は、韓国航空社職員の宿所の外壁であり、下着姿の半裸状態で死亡していた」と伝えた。

事件を調査している公安当局は、死体が全身骨折をしていたのは、高層（12階と13階の間）から落ちたためであり、現場の調査結果として、トイレの窓枠に足を踏んだ痕跡も確認したと伝えている。

タンジンは1999年、中国の移動通信社＜チャイナモバイル＞と化粧品＜フェイスクリーム＞のモデルとしてデビューした。韓国ではキム・ジョングクと＜Nell＞のミュージックビデオ出演のほか、キム・ヒエと共にある製品のモデルとしても活躍していた。