キム・ユンジン　『6月の日記』のため『ロスト』日程延期

映画女優キム・ユンジン（32）が、映画『6月の日記』出演のため、米ABCドラマ『ロスト』の撮影日程を延期したという事実が明らかになった。

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キム・ユンジンは映画撮影を終え、去る7月初めにアメリカに出国した状態。2年前シナリオを読んで気に入り出演を決定したキム・ユンジンは、長い間待ってきた作品であるので『ロースト』のスケジュールを伸ばしてまでも『6月の日記』撮影に没頭している。

『6月の日記』は連鎖殺人を追跡するミステリースリラーで、キム・ユンジンは色々な問題で苦痛の日々を送る人妻ソ・ユニ役を演じる。

シナリオが気に入り出演を決めたが、ソ・ユニの立場を完璧に理解して演じられるかという不安にひと時悩んだ。（キム・ユンジン本人が）未婚なので、세상풍파를 겪은子供がいる人妻の心情を理解しがたい部分もあった。しかし、母から子供を持つ母親の気持ちと立場に対する説明と、「お前ならできるはずだ」という激励の言葉を聞き、作品に対する自信感が生まれた。

努力の末、カメラの前に立ったキム・ユンジンの姿はソ・ユニをそのまま表したという制作陣の評価。劇中とても悲しく泣くシーンがあるのだが、そのシーンをずば抜けた演技で消化した。よほど迫真の演技だったのか、泣く姿を見たスタッフたちも感情移入しみんな一緒に泣いた。

ソ・ユニは彼女の出世作『シュリ』で見せた女戦士のイメージとは相反する軟弱な人物。既に2002年青龍映画賞で女優主演賞を受賞したが『6月の日記』ではより演技力が光を放つものと思われる。

5月からクランクインした作品に自身の撮影分を終えて出国したキム・ユンジンは現在、『ロスト』セカンドシーズンの撮影に没頭し、同時に世界各国を回り広報も積極的に行っている。

去る24日、アメリカ最大地上波放送の一つであるABCに3度も連続して出演した。

当日午前にはキム・ユンジンがゲストMCで出演したABC＜The View＞と『ロスト』ファーストシーズン17部が連続して再放送された。『ロスト』に続いて、彼女が出演することになったABCの看板トークショーの予告編が流れ、彼女の顔がもう一度紹介された。

韓国だけではなくアメリカでもスターとして足踏みを始めたキム・ユンジンが、故国のファンたちの愛情を忘れずアメリカのドラマ出演までも延期し、韓国映画に出演したことは目を見張るばかりだ。11月に公開される『6月の日記』で、どんな演技で観客からの好反応を得るか、その結果が期待される。

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