12日、リトアニアの首都ビリニュスで会談した尹大統領(左)と岸田首相=(聯合ニュース)
12日、リトアニアの首都ビリニュスで会談した尹大統領(左)と岸田首相=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが14日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は32%と前週から6ポイント低下し、同社の調査で今年最大の下落幅を記録した。不支持率は57%で、3ポイント上昇した。

 支持する理由は「外交」(32%)がトップで、「決断力・推進力・粘り強さ」「国防・安全保障」(ともに7%)、「労働組合への対応」(6%)、「国防・安全保障」「前政権の克服」「経済・国民生活」(いずれも4%)などと続いた。

 支持しない理由は「福島汚染水放出問題」「外交」(いずれも14%)、「独断的・一方的」(8%)、「経済・国民生活・物価」(6%)、「コミュニケーション不足」「経験不足・資質不足・無能」(いずれも5%)、「対日関係」(4%)などの順だった。

 韓国ギャラップは、尹大統領の支持率下落について、「福島原発汚染水の海洋放出と無関係ではなさそうだ」と分析した。

 政党支持率は保守系与党「国民の力」が33%、革新系最大野党「共に民主党」が32%で、両党とも前週と変わらなかった。無党派層は30%、野党「正義党」は5%だった。

 調査は11~13日に全国の18歳以上の1001人を対象に実施された。


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