劉氏は先月21~26日、21人からなる視察団を率いて福島第1原発を訪れ、汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)や処理済み汚染水の測定・確認用タンク、汚染水の移送設備などを確認した。視察後、同月31日に行った記者会見では、「主要設備が設計通り現場に設置されていることを確認し、異常発生時に汚染水の放出を遮断するための手段も確認した」と明らかにした。
だが、最大野党「共に民主党」などは汚染水の安全性が確認されていないとして海洋放出に反対するよう政府に求めており、与党「国民の力」と論戦を繰り広げるとみられる。
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