統一部のク・ビョンサム報道官は12日、定例ブリーフィングを開き「通常、過去にもこのような処理をしてきた」とし、このように述べた。
これに先立ち、統一部はパンムンジョム(板門店)を通じて、遺体1体と遺留品を北朝鮮に送還するという意思を明らかにし、16日午後3時までに南北通信線で北朝鮮の立場を知らせるよう要求した。政府は先月19日、仁川江華島の海域で北朝鮮住民とみられる遺体1体を発見し、近くの病院に安置した。遺体は身長16センチ、20~30代の男性で、遺留品などから見て北朝鮮住民である可能性が高い。
ク報道官は「6月16日までに引き取り意思を明かしてほしいと要求した。万が一、その時まで引き取り意思が確認されない場合には管轄の地方自治団体と協力して、無縁故遺体として処理する予定」と説明した。北朝鮮はことし4月以降2か月間 、通信線の連絡に応じていない。
北朝鮮住民の遺体処理指針によると、遺体を発見した場合、北朝鮮に通知した後、引き渡すことになっている。政府は昨年11月にもイムジンガン(臨津江)グンナム(郡南)ダム下流から北朝鮮住民とみられる遺体を引き渡すため通知文を発送したが、北朝鮮側の応答がないと地方自治体との協議後、火葬・安置していた。
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