陽川区、乳幼児対象「ソウルパパママタクシー」を試験的に運用(画像提供:wowkorea)
陽川区、乳幼児対象「ソウルパパママタクシー」を試験的に運用(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル・ヤンチョン(陽川)区は、生後24か月以下の乳幼児養育家庭の移動権保障と育児負担を緩和するために10万ウォン(約1万1000円)相当のタクシーチケットを支援する「ソウルパパママタクシー」事業を試験的に運営していると、28日に明らかにした。

ソウル市のモデル事業として進められている「ソウルパパママタクシー」事業は、乳幼児が利用できるようにチャイルドシートが用意されており、タブレットPCや飛沫(ひまつ)防止シートなどの便宜用品が用意されている。現在、陽川区を含めたソウルにある16か所の自治体で同事業を進めている。

同事業を公約に掲げた陽川区のイ・ギジェ庁長は、「準備する荷物が多いため、一度の外出が大きな負担と感じる乳幼児養育家庭のために『ソウルパパママタクシー』を運営しているので、子どもとどこでも気楽かつ安全に同行してもらいたい」とし「今後も多様な欲求を反映したオーダーメード型政策を発掘して、出生・養育親和都市の陽川区になれるよう最善を尽くしていく」と述べた。
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