視察団の団長を務める韓国・原子力安全委員会の劉国熙(ユ・グクヒ)委員長が技術会議の前に報道陣の質問に答えている=22日、東京(聯合ニュース)
視察団の団長を務める韓国・原子力安全委員会の劉国熙(ユ・グクヒ)委員長が技術会議の前に報道陣の質問に答えている=22日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡り、汚染水の処理プロセスを点検する韓国政府の視察団は22日、日本での公式日程を開始した。初日は東京で日本の外務省、経済産業省、東京電力の関係者らと技術会議を開いた。視察団が在日韓国大使館を通じて発表した報道資料で明らかにした。 4時間に及んだ技術会議で、視察団は福島第1原発の視察項目を確認するため日別の点検項目を挙げるとともに視察に必要な装備と要請事項を示したという。 また視察団は汚染水の放出に関する主要施設や汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)関連設備、汚染水が海洋放出の前段階で通過する「K4タンク」などを視察する必要があると伝えた。 あわせて、ALPS使用前と使用後の汚染水の濃度分析に関するデータ原本の提出を求めた。 視察団は23日、福島第1原発に移動して現場の点検を開始する。
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