京畿道水原西部警察署は、特定犯罪の加重処罰などに関する法律違反(子ども保護区域致死)の容疑で、市バスの運転手である50代のA容疑者を立件したと、10日に明らかにした。
A容疑者はこの日12時30分頃、水原市クォンソン(勧善)区ホメシル(好梅実)洞のある子ども保護区域で市バスを運転し、右折をする際に横断歩道を渡っていた小学生のB君(9)をひいた容疑を受けている。
B君は心停止の状態で病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。
警察はA容疑者が信号無視して右折しようとしたところ、事故を起こしたものと見ている。事故当時、歩行者信号は青色で、右折信号は赤色であったことが分かった。
A容疑者は事故直後、乗客らの叫ぶ声にバスを停車させた。A容疑者は警察に「信号が変わったことに気付かなかった」と供述した。
なお、A容疑者は飲酒状態ではなかったことが確認された。
警察は市バスのドライブレコーダーの映像を確保して、詳しい事件の経緯について調べている。A容疑者に対しては、調査が終わり次第、拘束令状の申請を検討する方針だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99